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今シーズンの個人成績を振り返る。打撃編


 今期のカープの各打者の打撃成績と盗塁数を見てみましょう

(守備については主に守った場所です。出場試合数10未満省略)

名前  守備 試合数 打席 出塁率 長打率 OPS 盗塁数

石原  捕手 123 457 .297 .373 .670 6

倉   捕手  48 128 .244 .306 .550 0

栗原  一塁 144 615 .394 .518 .912 5

東出  二塁 138 576 .329 .337 .666 13

梵   遊撃  97 318 .288 .275 .563 8

小窪  遊撃  98 316 .331 .352 .683 1

シーボル三塁 110 427 .320 .437 .757 0

木村  三塁  94  55 .255 .229 .484 6

喜田剛 三塁  66  94 .293 .407 .700 0

広瀬  三塁  16  30 .167 .143 .310 0

アレックス外 142 606 .340 .436 .776 4

嶋   外野 108 346 .391 .432 .823 0

前田智徳外野  84 188 .317 .377 .694 0

緒方  外野  69  88 .299 .316 .615 2

赤松  外野 125 390 .303 .362 .665 11

天谷  外野 135 446 .322 .322 .644 13

森笠  外野  40  47 .255 .302 .557 0


 こう見てみると、捕手部門では昨年の長打率が.403だった倉が

 大きく打撃を落としています。去年は274打席あったので、去年が

 フロックとも思えず、今シーズンは不本意な成績に終わってしまい

 ました。石原は出塁率では昨年(.331)を下回ったもののops(.694)

 ではほぼ同じと言えそうです。

 内野では、栗原は長打率は昨年並み(.512)、打率が上がった分、

 出塁率がアップしています。

 東出は出塁率、長打率ともに上昇していますが、3割バッターと

 いうには意外と低い出塁率。偏に四球の少なさです。

 梵は極端に長打率が低い。出塁率をも下回っています。打撃不振が

 原因で、「長打を狙わず、当てていくバッティング」ということに

 気を使ったのが裏目に出たか。ちなみに去年の長打率は.417です。

 小窪は1年目にしては大活躍と言えるでしょう。出塁率でも長打率でも

 僅かながら東出を上回りました。来年はぜひ2番を打って貰いたい

 打者です。二年目のジンクスがなければ立派なレギュラーです。

 盗塁が1個だけと云うのはちょっと意外。

 小窪の盗塁を実際にご覧になった方はラッキーでした。

 シーボルは終盤に帳尻合わせをし、opsを上げましたが出塁率は

 目立つものではなく、チャンスに打てるということでもないことから

 7番打者としてなら期待できるという感じでしょうか。

 個人的にはこの程度の助っ人なら若手にチャンスを与えてほしいと

 思います。

 木村は打者としてはまだまだ力不足。

 喜田剛は長距離砲の片鱗をみせたものの出塁率が3割に満たないのは

 いただけない。

 広瀬は全く不本意なシーズンでした。去年177打席で.456もあった

 長打率ですから、今年はともかく打席に立つのが少なすぎたと

 言えるでしょう。彼は長距離砲の素質を秘めた数少ない打者です。

 アレックスは往年ほどの守備力はないとはいえ、まだまだ十分な力を

 発揮しています。ぜひ来季も契約をしてほしいものです。

 今のところアレックスを超える外野の3番手は育っていません。

 嶋は見事に復活しました。内田コーチ効果でしょう。4割に近い

 出塁率は3番を任せても良いくらいです。

 前田は前半戦は先発だったり慣れない代打だったりと低迷しましたが

 後半は代打で見事にその存在感を示しました。

 来期は今期以上の活躍が期待できそうです。

 緒方はここと云う場面での活躍が印象的ですが、意外に数字は悪い。

 来年は先発よりも代打専任となるのでしょうか。

 赤松は現状では守備の人です。外野手であれば出塁率.350か長打率

 .400のどちらかは達成して欲しい。今年が実質1年目の年と考えれば

 来年はさらなる飛躍を期待したいところです。盗塁も物足りません。

 天谷も同じ。ただ、彼の場合はギリギリで規定打席数に到達しました。

 ブラウンがそうさせたのでしょう。これを自信に来期は出塁率.350と

 盗塁20以上を狙ってほしいものです。

 森笠は去年同様出塁率が3割に達しません。去年が273打席あった

 ことからして打席不足と云う言い訳はできないでしょう。

 このままでは若手に呑み込まれてしまいます。

 ウエスタンでも3割を超える打率を残した選手は沢山います。

 100打席以上限定で

 広瀬.303 中谷.346 丸.325 井生.316

 (森笠は.317 100打席に足りず)

 そしてウエスタンの盗塁王は21個で松本と末永。この二人はもし

 一軍に抜擢されたならば赤松、天谷並みの活躍も期待できたかも

 しれません。(赤松、天谷がそれほど飛びぬけた打撃成績を残した

 わけでもないので)

 特に帝京高史上最速の中堅手といわれた松本高明は遊撃コンバートが

 なければという思いはあることでしょう。

 来年の活躍を祈っています。